花火は好きですか?
日本人なら花火は皆さん好きかた思われます。
そんな花火を作っている花火師という職業があります。
その花火師さんたちの競技大会が土浦市であり、行ってきました。
「第78回土浦全国花火競技大会」
秋田大曲と並ぶ、日本二大花火競技大会のひとつ。
大正14年。神竜寺の住職であった故秋元梅峯師が霞ヶ浦海軍航空隊殉職者の慰霊と不況にあえぐ商店街復興のために、私財を充てて霞ヶ浦湖畔で花火大会を開催したのが始まり。また稔りの秋を祝い、農民の勤労を慰めるという趣旨から商店街が農村に対する日頃のご愛顧に報いる感謝の意味でもあった。(大会HPより抜粋)
これは10号玉部門で4連覇中の野村花火工業株式会社のスターマイン。
「神秘なる世界 〜光の彼方へ〜」
この野村花火工業のことを少し調べてみました。
「野村花火工業株式会社」
HP:http://www.hanabi.e-mito.jp/index.htm
現在、大曲の大会で 10号玉部6連覇中 + 創造花火の部2連覇中 + 総合優勝2連覇中
土浦の大会では 10号玉部4連覇中 + スターマインの部5度の優勝 + 総合優勝5回
他、
伊勢神宮奉納全国花火大会打上花火コンクールの部 優勝
隅田川花火大会全国花火コンクールの部 優勝ー東京都知事賞
ふくろい遠州花火大会スターマインの部 優勝
などなど、数々の大会で賞を獲得している凄い花火工場でした。
創業は1875年(明治8年)。もう135年もの歴史ある立派な会社です。
会社を経営されていらっしゃる方ならこの135という数字の凄さはわかるかと思います。
プロフェッショナル仕事の流儀
この会社って若いなぁ〜(いい意味で)と思ったことです。
100年以上続く、しかも花火工場と聴くと職人魂あふれた頑固一徹な…
というステレオタイプに考えてしまいますが、確かに職人ですが、アートです。
これは2008年、日本二大花火競技大会のもう一つ大曲花火競技大会で優勝した作品です。
とてもクレイティブなお仕事です。
詳しい社員構成は知りませんが、選曲のセンスと構成は
ホントに職人魂が面々と100年以上も続いた花火工業とは思えないんです。
こちらは秋田にある(株)北日本花火興業の作品 です。
2009 大曲の花火 において内閣総理大臣賞(優勝)した
十号割玉:昇曲導付四重芯変化菊・風にゆれる紫の花 と 創造花火:えっ!アフロでマンボ!?
ここ(株)北日本花火興業はいつもちょっとふざけた題名なんです。
「えっ!アフロでマンボ!?」のほかには
「ブタもおだてりゃ木に登る」
「ヒヨコの可愛いあんよ」
そして今年は「アフロでキメる俺のヘアスタイル」
長い伝統と技術に裏打ちされた100年以上も続く職人の会社です。
語り尽くせないくらいの言葉がありますがただただ「凄い!」と思うのです。
http://hashiru.jp
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