家の中になかなか光が入ってこないため、窓際にガラスの玉をおいて太陽を部屋の奥まで呼び込むのがサンキャッチャー。
はじめてその存在を知ったのは『トリコロール/青の愛』でジュリエット・ビノシュが娘を思いながら飾る青いシャンデリア状のもの。
…といってもあれが本当にサンキャッチャーと呼ばれるものだったのかはわからないんだけど、あれが欲しい!と思って調べてサンキャッチャーにいきついたので、私のなかではあれはサンキャッチャーだったことになっています。
夏前に千葉の川村美術館まで遠出をした時に買ったのだけれど、夏の高い太陽は窓際に吊したガラスよりはるかしたを照らすばかりで長いこと埃をかぶっていた。
それが今朝はじめて太陽をつかまえました。
部屋の中に光の粒が踊って、ちょっとメリーゴーランドみたいな気持ち。
ちゅん(鳥)もきょろきょろ。
南の細い窓はそんなに見晴らしの良いところではなくて、そこ吊してあるサンキャッチャーはそう長い時間輝いてくれるわけではない。
だから少し、太陽のことをいつもより余計に考える。
北欧のひとたちの待ちわびる気持ちがちょっと分かるかもしれない、素敵なアイテムです。
▼サンキャッチャー考察(blog:アマヤドリ)

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